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杉並区内の耐震診断ならお任せください

耐震診断とは、古い耐震基準(昭和56年以前の旧耐震基準)で設計されている建物を、現在の耐震基準で判断し、耐震性の評価をすることです。新耐震基準(昭和56年以降)であっても平成12年(2000年)以前と以後で柱頭柱脚金物の基準が改正されているため現行法よりも耐力が低いことが通常です。さらに、2000年以後の言わば新新耐震基準法でもいわゆる4号建築物(2階建以下の木造住宅で建築確認申請時に構造計算が不要とされている建築物)では、そもそも構造計算を実施していないため、壁量不足や偏心が生じているケースが多く、耐震診断を実施するとNGとなるケースが散見されます。

新々耐震基準に適合し構造計算を実施した建築物であっても、その後の維持管理や劣化状態によっては所与の強度が発揮されない場合もあり、施工技術によって耐震性能に差異が生じる場合もあります。例えば、雨漏りやシロアリによって構造部材(柱、梁、筋交い)の断面が欠損するなど、設計時に期待された強度が発揮できなくなる場合もあります。

このように一口に耐震診断と言っても、建物を様々な観点から調査・分析することで見えてくる性能劣化を指摘することに繋がるため、一種のメンテナンスの一環と捉えて診断を実施することが望ましいと考えられます。 

耐震診断がなぜ必要か

日本はご存じの通り、地震大国です。

近年で大きな地震は、平成28年4月に発生した熊本地震がありますが、この時には古い家を中心に、倒壊など大きな被害を受けました。

これは、古い耐震基準(昭和56年6月以前)で建てられていた家であったことを無視できません。

 

また、現在の建築基準は2000年に改正されたものとなっていますが、2000年以前に建てられた家でも、地震の被害を受けた建物もあります。

 

杉並区内でも、耐震区分が分かっている建物のうち、18.5%が古い耐震基準のものです。

「第6章 不燃化・耐震化の状況 - 杉並区」より)

また、新しい耐震基準で建てられている建物も、業者の施工不良などにより耐震基準を満たしていない場合もあります。

 

そのため、これらの建物には耐震リフォーム工事などが必要になりますが、そのためには現在の耐震性を知り、どの部分を補強し、耐震化するべきか。

といったことを明確にしておく必要があります。

 

その耐震診断を行っているのが、杉並区にある㈱木村不動産鑑定なのです。

耐震診断の内容

耐震診断では、専門家が屋内の状況、屋外の状況、屋根裏の状況をチェックします。

 

屋内部分では、床のたわみや腐朽、シロアリの有無や通気性、筋かいの有無、間取りや形状など。

 

屋外部分では、コンクリートの強度、ひび割れ、屋根や外壁の材質、老朽度など。

 

屋根裏部分では、雨漏り、通気状況、構造用合板の有無など。

 

これらの項目を、目視または専用の器具を使って調査・評価します。

耐震診断の料金

建物簡易耐震診断 3万円

 

木造建物精密耐震診断(※助成金申請可) 15万円~

 

※杉並区の助成金を使える場合があります

どこよりも正確に、丁寧な対応を心がけています

耐震診断は、私木村不動産鑑定の木村が対応させていただきます。

これまでに数百件の耐震診断を実施しており、物件の正確な評価と、丁寧な対応をさせていただいてきました。

 

杉並区内に限らず、物件をお持ちの方で耐震診断をご希望の方は、ぜひ当社にお問い合わせください。